Anna-Luise Devos  

パテント・プロフェッショナル
 

Anna-Luise Devos は特許技術者であり、現在MERH-IPにて欧州特許弁理士となるための研修を受けています。

Mrs. Devosは機械工学を専攻し、ドイツでディプロム・インジニール(Diplom-Ingenieur)を取得後、デンマーク工科大学(DTU)にてデザイン&イノベーションの理学修士号(Master of Science)を取得しました。両学位プログラムは英語で実施されました。

彼女の研究は特にバイオニック原理に着想を得た革新的な製品開発に焦点を当てていました。学士論文の段階ですでに、アルフレッド・ウェゲナー研究所ヘルムホルツセンター、プレミアム・エアロテック、MANバス&トラックと共同で、バス向けのバイオニック軽量構造の開発と最適化に取り組んでいます。

学業中および卒業後、Mrs. Devosは様々な実務活動に携わり、ベルギーのイノベーションコンサルティング企業CREAXにおいて特許分析の初歩的な経験を積みました。

修士論文ではデンマークオリンピック漕艇チームと共同で、漕艇用ハンドルにおけるバイオニック設計と適切な材料選定を研究。プロジェクトの成功を受け、同僚と共にスピンオフ研究プロジェクトとして継続し、DTU実証研究資金50万DKKおよびディスカバリーグラント15万DKKを獲得した。並行して欧州ベンチャープログラムに参加し、最終ピッチングラウンドで2位を獲得。この活動中にローイングハンドルに関する特許を出願した。

DTUでの研究助手として、以下の2つの学術論文に貢献:
• 「生物学にインスパイアされた設計のパラダイム」(2018年)T. A. Lenau, Anna-Luise Metze, 及び、T. Hesselbergとの共著
• 「プラスチック循環設計 – 電気電子製品」(2019年)

A. Raudaskoski, T. Lenau, T. Jokinen, A. Velander Gisslén, 及び、A.-L. Metze
との共著

Mrs. Devosは育児休暇終了後、2025年10月にMERH-IPにて特許エンジニア兼欧州特許弁理士候補としての職務を開始した。ドイツ語と英語に堪能で、フランス語とデンマーク語の知識を有する。